「ペットの火葬はどうやって行うの?」
「ペットの火葬・葬儀は人間の火葬・葬儀と同じ方法なの?」
と、あなたがペットの火葬・葬儀が初めてなら、「ペットの火葬はどうゆう流れでどんな方法で行うのか」分からないのではないでしょうか?
ペットが亡くなった、または亡くなりそうな場合、悲しみが深くて調べるのも辛いですよね。
実際、僕がペット葬儀の勉強をしている中で、悲しみが深いあまり、ペット葬儀の知識がないまま急いで葬儀を依頼して「後悔が残った」という方が多くいることに気づきました。
だから、そのように後悔をして欲しくないので、少しだけかもしれないですが、僕の知識でお役に立たせてください。
ペットの火葬方法は3つ
- 合同火葬
- 一任(いちにん)個別火葬
- 立ち会い個別火葬
ペットの火葬は、基本的に上記の3つの火葬方法があります。
そして、この中で「立ち会い個別火葬」は人間のときと同じような流れで、火葬・葬儀を行うことができます。
今回は、この3つの火葬方法について重点的にお話し、また、ペットの火葬を初めてするあなたが不安になるであろう点をQ&Aでまとめましたので、ご紹介していきますね。
ちなみに、僕は3歳になるチワワ♂を飼っていて、動物好きなこともあり、ペットの火葬・葬儀についてネットや書籍で調べ、日々勉強をしています。
業者側の視点ではなく、動物を愛する一個人の視点になりますが、少しだけでもあなたのお手伝いをさせてください。
初めてペットを見送るあなたの、少しでもお役に立てれば幸いです。
目次
ペットの火葬ってどんな感じで行うの?
ペットの火葬が初めてなら、「一体ペットの火葬ってどんな感じで行われるんだろう?」とあなたは疑問に思われるかと思います。
一般的に、ペットの火葬では人間の火葬と同じく、火葬場へ向かうとお別れの時間(葬儀)が始まり、その後、火葬を行います。
お別れの時間では、葬儀社によっては僧侶の方が読経をしてくれる場合もありますよ。
火葬後は、遺骨を墓地や納骨堂に納めたり、自宅に持ち帰ることができます。
遺体を台車に乗せて火葬炉に搬入
ペットの火葬は、民間のペット葬儀社や自治体で行うことができ、火葬場所によっては火葬するまでの流れに違いはあります。
ですが、どちらで行なっても火葬そのものは同じで、遺体を台車に乗せて火葬炉に搬入します。
人間の場合、遺体を棺に入れて搬入しますよね。
ペットの場合は、棺に納めてから搬入する場合もあれば、棺に納めずに搬入を行う場合もありますよ。
棺はネットなどで販売されていますが、葬儀社でも販売されていることが多いので、希望する場合は、依頼する葬儀社のスタッフに確認をしましょう。
ペットを火葬する際の温度
ペットの火葬の温度は、約800度〜1200度の高温で火葬されます。
「そんな高温でお骨は残るの?焦げたりしない?」と不安になられるかもしれませんが、犬や猫の火葬であれば、基本的にお骨が残るよう火葬をしてくれますよ。
ただ、ハムスターや小鳥などの小動物の場合、お骨が上手く残らないこともあるようなので、そのことは事前に知っておきましょう。
また、お骨をキレイに残すには技術も必要となるので、葬儀社選びにも気をつける必要があります。
葬儀社の中には悪質業者が存在し、そのような業者は火葬の知識や設備が整っていないこともあり、「遺骨が真っ黒になった」というようなトラブルも過去に報告されているんです。
自分のペットの遺骨が真っ黒になっていたら、ツライし、業者の方を恨んでしまったり、ペットちゃんに対しても申し訳ない気持ちになってしまうかもしれません。
なので、僕が強く言いたいことは、葬儀社選びの際は、葬儀社の口コミをしっかりと確認することです。
「情報収集をする・しない」で選ぶ葬儀社は変わってくるので、必ず事前にHPや口コミなどは確認し、信頼できる葬儀社を選びましょう。
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ペットの火葬の方法は大きく分けて3種類がある
近年、核家族や独身世帯の増加などで、ペットを家族の一員として考えている人が増えています。
あなたも、ペットを家族としてお考えになられていると思います。
ペット葬儀社に火葬をお願いする人が増えたことで、今では火葬の種類も増えているんです。
ペットの火葬方法は、基本的に3つの種類があります。
ここでは、3つの火葬の種類である「合同火葬」、「一任(いちにん)個別火葬」、「立会い個別火葬」についてお伝えしていきますね。
表にまとめましたので、ご参考にしてください。
3つの火葬の種類【比較表】
合同火葬 | 一任個別火葬 | 立会い個別火葬 | |
火葬方法 | 合同 | 個別 | 個別 |
火葬の立会い | ✖️ | ✖️ | ○ |
拾骨 | ✖️ | ✖️ | ○ |
返骨 | ✖️ | ○ | ○ |
火葬後 | 共同埋葬 | 返骨 or 埋葬 | 返骨 or 埋葬 |
火葬料金 | 安い 最低価格8,000円ほど |
普通 最低価格15,000円ほど |
高い 最低価格18,000円ほど |
所要時間 | 短い 20分〜40分ほど |
短い 30分〜1時間ほど |
長い 2時間〜3時間ほど |
拾骨(しゅうこつ):火葬後の遺骨を飼い主さんやご家族の手で、骨壷に納めていくこと
返骨(へんこつ):遺骨が入った骨壷を自宅に持ち帰ること
表のように、火葬方法によってそれぞれ特徴が違います。
火葬方法によって、「合同で火葬するか・個別で火葬するか」を選ぶことができ、「お骨を拾う・拾わない」も自分達で決めることができますよ。
表だけでは、どの火葬方法が良いのか迷われると思うので、次から詳しくそれぞれの火葬方法についてお伝えしていきますね。
寂しがり屋なペットちゃんにおすすめ「合同火葬」
合同火葬の流れ
- 予約日にペット火葬場へ
- お別れの時間
- ペットの引き渡し
- スタッフが合同火葬を行い、火葬後は遺骨を合同墓地に埋葬
合同火葬は、他のペットちゃんと一緒に火葬ができる方法です。
遺骨は混ざってしまうため、飼い主さんであるあなたの手元には戻ってきません。
ですが、合同火葬したあと、合同埋葬を行うため「寂しがりやな子だから他のペットと一緒にいさせてあげたい」とお考えの人には適している火葬方法です。
また、個別火葬よりも火葬料金が安いので、リーズナブルな料金で火葬を行いたい人にも適した方法ですよ。
費用の目安は、ペットちゃんの体重によって変わりますが、体重3〜5kgのペットであれば2,5000円が相場となります。
合同火葬の場合、遺骨は合同墓地に埋葬されて施設の方が管理をしてくれます。
合同墓地への埋葬は、個別墓地や納骨堂よりも費用が安く抑えられるのが特徴です。
合同火葬のメリット
- 3つの火葬プランの中で最も料金が安い
- 遺体を引き渡すまでなので、時間がかからない(20分〜40分ほど)
合同火葬のデメリット
- 立会い・拾骨(お骨拾い)ができない
- 遺骨が返ってこない
合同火葬はこんな人におすすめ
- 火葬費用をできるだけ抑えたい人
- 「寂しがり屋な子だから他のペットと火葬・埋葬してあげたい」とお考えの人
- 忙しくて火葬に立会う時間がない人
- 「遺骨が返ってこなくても良い」とお考えの人
- 供養や清掃をプロの人に任せたい人
- 定期的にお参りにいけない人
合同火葬はこんな人には不向き
- お見送りから火葬後の拾骨まで、ずっとペットちゃんの側に付き添っていたい人
- 個別で火葬をしたい人
- 火葬後は遺骨を持ち帰りたい人
- 火葬後は個別で埋葬・納骨をしたい人
プロのスタッフの方に全てお任せできる「一任個別火葬」
一任個別火葬の流れ
- 予約日にペット火葬場へ
- お別れの時間
- ペットの引き渡し
- スタッフが火葬・拾骨(飼い主さんは自宅に帰宅)
- 当日または後日に遺骨を受け取りに行く
一任個別火葬とは、施設のスタッフにお任せをする個別火葬のこと。
お任せするため、あなたやご家族がお骨を拾うことはできないのですが、遺骨は自宅に持ち帰ることができます。
遺骨を手元に置きたい人、個別墓地や納骨堂に納骨したいけど火葬に立ち会う時間がない人、などにおすすめな方法と言えますよ。
火葬に立ち会うことはできませんが、その分、火葬料金がリーズナブルなのも特徴です。
費用の目安として、体重3kg〜5kgのペットの火葬の場合、28,000円ほどが相場になります。
火葬が終わったあとは、あなたやご家族の都合のよい日時に返骨をしてもらうことも可能です。
一任個別火葬のメリット
- 立会い個別火葬よりも費用が安い
- 立会い・拾骨が無い分、時間がかからない(所要時間30分〜1時間ほど)
- 遺骨が返ってくる(納骨・埋葬することも可能)
一任個別火葬のデメリット
- 立ち会い・拾骨(しゅうこつ)ができないことのみ
一任個別火葬はこんな人におすすめ
- 個別で火葬をしたいけど、費用はリーズナブルに行いたい人
- 火葬時に思い出の品をお供えしたい人
- 火葬後の遺骨を見るのが辛い人
- 忙しくて火葬に立会う時間がない人
- 拾骨をプロにお任せしたい人
一任個別火葬はこんな人には不向き
- お見送りから火葬後のお骨上げまで、ずっとペットちゃんの側に付き添っていたい人
- 他のペットと一緒に火葬をしたい人
人間の火葬と同じ流れでお別れができる「立会い個別火葬」
立会い個別火葬の流れ
- 予約日にペット霊園へ
- ペットの引き渡し
- 葬儀
- 火葬
- 拾骨
- 遺骨を持ち帰る or 埋葬・納骨
立会い個別火葬は、火葬の立会いができ、拾骨や返骨も可能な火葬方法です。
全ての工程を、飼い主さんであるあなたやご家族で見届けることができ、人間と同じような火葬・葬儀が可能です。
立会い個別火葬は最後までペットちゃんの面倒を見ることができるので、個人的には最も納得のいく火葬方法かと思っています。
火葬後は施設のスタッフがお骨の説明もしてくれて、お骨は自分たちの手で骨壷に納めることができます。
僕もチワワを飼っていますが、もし亡くなったときは後悔をしたくないので、この立会い個別火葬が一番良いんじゃないかな、と思っています。
ただ、3つの火葬方法の中で費用が最も高くなり、体重3kg〜5kgのペットの場合、30,000円ほどが相場となります。
また、火葬の立会いや拾骨がある分、飼い主さんの所要時間も長くなるので、時間や予算を踏まえた上で選ぶようにしましょうね。
立会い個別火葬のメリット
- 立会い・拾骨ができる
- 最初から最後まで一緒にいてあげられる
- 遺骨を持ち帰ることができる(納骨・埋葬も可能)
立会い個別火葬のデメリット
- 火葬料金が高い
- 立会い・拾骨を行う分、時間がかかる(所要時間2時間〜3時間ほど)
- 火葬に立会うことで、体調を崩されることがある
立会い個別火葬はこんな人におすすめ
- 全行程を自分で見届けたい人
- 火葬時に思い出の品をお供えしたい人
- 自分で骨壷にお骨を収めたい人
- お骨の説明を受けたい人
- 料金にこだわりがない人
立会い個別火葬はこんな人には不向き
- 悲しみが深いあまり、お骨を見たり、立ち会うのが不安な人
- 費用をあまりかけられない人
- 忙しくて時間がない人
ペットの火葬方法でお悩みのあなたに伝えたいこと
もしあなたが「どの火葬方法で火葬しよう?」と悩まれている場合、今からお伝えすることを参考にしてもらえると幸いです。
ペットの火葬方法によって特徴は違い、費用も違うので、悩まれることもあるかと思います。
「せっかくだから立会ってお骨を拾いたい」
「経済的に厳しいから、合同火葬にしようかな」
など、ペットの火葬が初めてだと不安もあるし、迷ってしまいますよね。
「どうやって火葬し、どうやって供養するか?」ご家族で意見が分かれてしまうこともあるかもしれません。
すでに火葬方法を決められた場合は、この項目は飛ばしていただいて、次の項目の「【60人に聞いた】みんなはどの方法でペットを火葬したの?」または、「ペットの火葬には移動火葬や自治体火葬もある」をご覧ください。
最も後悔をしない火葬方法は立会い個別火葬
僕はペット葬儀の勉強をしていく中で、実際にペット葬儀を利用した人の経験談をたくさん聞いてきました。
その中で、「立会い個別火葬」を選んで後悔をしている人はほとんどいないけど、「合同火葬」や「一任個別火葬」を選んで後悔をされた方は、多くはありませんが、いらっしゃいました。
「金銭的に余裕がなかったから合同火葬を依頼した。でも今思うと、遺骨は持ち帰りたかったな」
「焦ったまま依頼をして、個別一任火葬を選んだ。後から思うと、他人に任せずお骨は自分達で拾ってあげたかった」
など、「合同火葬」や「一任個別火葬」を選んで後悔をされた方がいました。
だから、最初から最後まで付き添ってあげることのできる「立会い個別火葬」が、一番納得のいく火葬かと思っています。
「火葬後の遺骨を見るのが辛い」と言っている人ほど、立会い個別火葬で満足されている
ぺット葬儀の経験者の声を聞くと、「火葬後の遺骨を見るのが辛い」と言っている人ほど、拾骨をすると「お骨を拾ってよかった」、「納得のいく葬儀ができた」と、満足された方が多くいらっしゃることに気づきました。
だから、あなたがもし時間や金銭面に余裕があって、「お骨を拾いたいか・直接拾いたくない」でお悩みであれば、僕は「ペットちゃんのことを想いながら、お骨を拾ってほしい」と思います。
良心的な葬儀社であれば、お骨拾いの時間はゆっくりと時間をとってくれます。
お骨の説明も丁寧にしてくれます。どこがどの部分のお骨で、など丁寧に説明してくれます。
そしてなにより、綺麗にお骨を残してくれて、自分達の手でお骨拾いをして、その時間は、ペットのことを思い出し、感謝を伝えられる時間です。
だから「お骨拾いは大切な時間なんだ」と僕は思います。
調べていくうちに、そういった方が多くいて僕のペット仲間にも「愛犬のお骨を自分の手で拾えてよかった」と言う方がいました。
あくまでも参考程度ですが、ご参考にしてもらえると幸いです。
大事なのはペットのことを想う・弔う気持ち
先ほど、「立会い個別火葬がおすすめ」とお伝えしましたが、もちろん、合同火葬や一任個別火葬がダメというわけではありません。
合同火葬や一任個別火葬も、メリットは沢山あるし、実際に満足している方は多くいらっしゃいます。
大事なのは、ペットのことを想う・弔う気持ちなのです。
どんな火葬方法でも「ペットちゃんのことを想ってお見送りをしたかどうか?」この気持ちがあれば、「それだけで良いんだ」と思います。
たとえ合同火葬を選び、遺骨が返ってこなくても、他のペットちゃんと一緒に墓地には眠っていて、ペットちゃんも寂しくありません。
火葬後、たとえペットちゃんが側にいなくても、気持ちは飼い主さんやご家族のもとで過ごしています。
だから、合同火葬でも一任個別火葬でも、後で後悔をする必要は全くありません。
「ありがとう」と感謝しましょう。それに、悲しむより「明るく幸せに生きてほしい」と、ペットちゃんはきっと願っています。
どんな火葬方法でも、どんな供養をしても、想う気持ちがあれば火葬方法や距離は関係ないのです。
「立会い個別火葬がオススメ」とはお伝えしましたが、やはり一番は僕の気持ちではなく、あなたが「どう火葬して、どう供養してあげたいか?」を考え、ペットちゃんを想いながら、供養してあげることです。
【60人に聞いた】みんなはどの方法でペットを火葬したの?
僕は、ネットのサービスを使って、「ペットの火葬を経験した人は、どの火葬方法で火葬をしたのか?」についてアンケートを取ってみました。
結果は、立ち会い個別火葬が36人、一任個別火葬が10人、合同火葬が14人という結果となりました。
一任個別火葬では、遺体を預けて火葬をしてもらった後、お骨拾いを行なった方が4人いらっしゃいました。
そのため、グラフのように、一任個別火葬は「お骨い拾いあり・なし」を分けて表示をしています。
本来、「一任個別火葬はお骨拾いができないプラン」なので、葬儀社によってプランの内容が若干変わるようです。
今回のアンケート結果では、立ち会い個別火葬が最も多い結果となりました。
60人のみのアンケートで少しだけかもしれませんが、あなたのご参考になれば幸いです。
また、「この火葬方法を選んだ理由」や「火葬を終えて、後悔をしていないか?」についても経験者の方にお尋ねをしましたので、ご紹介していきますね。
合同火葬を選んだ理由
- 料金が安かったため。経済的な理由
- 他の犬と一緒に天国に行ってくれる気がしたため
- 自治体だったので合同火葬しか選択肢がなかったため
- 小動物の火葬は合同火葬が一般的だったため
合同火葬を選んだ人は、「予算の都合」や、「他のペットちゃんと一緒に火葬ができて寂しくないから」との理由が多く見られました。
また、「近くの自治体に頼んだため、合同火葬しか選択肢がなかった」という方や、小動物の火葬で「合同火葬が一般的だった」との理由もありました。
「費用が安く抑えられて、他のペットと一緒に火葬ができる」というのは合同火葬ならではの特徴ですね。
印象に残った回答もありますので、以下でそのままの文言でご紹介いたしますね。
質問① 合同火葬を選んだ理由を教えてください。
Aさんの回答
ネットで調べると、ハムスターという小動物である為、合同火葬が一般的でかつお安く火葬して頂けるとのことだったのと、
葬儀会社の方が、夜遅くても自宅の前まで伺ってくれ、引き取ってくれるとのことだったのでお願いしました。
Bさんの回答
他の犬と一緒に天国に行ってくれる気がしたからです
男性
辛い時間を早く終わらせたかった。合同の火葬であれば、他の犬と一緒に天国に行ける気がしたから。
個別の火葬と最後まで悩みましたが、どうしても、しんみりしてしまいそうで嫌でした。
他の家族さんたちと火葬する格好になったので、寂しさが減りました。
Cさんの回答
価格がリーズナブルだったからです。
女性
価格的なことです。
やはり、今まで埋めていましたので、無料でしたから、お金がかかるのは正直いたかったので、一番リーズナブルなプランにしました。
Dさんの回答
費用面・仕事の都合です。
男性
料金表を提示されたときに本当は個別火葬プランにしたかったのですが、当時他にも飼っていた猫が何匹かいたために費用面で厳しく諦めました。
立ち会いやお骨拾いもしたかったのですが、仕事が休めずできませんでした。
質問② 合同火葬を選び、納得のいくお見送りができましたか?
Aさんの回答
納得しています。
女性
納得しています。月命日に行ける時には会いに行くようにしています。
16年間ともに過ごしてきた家族ですから、ペットといえども寂しい思いはしてほしくありませんし、仲間達が眠っているところにうちの犬も眠ることが出来て、友達ができていることと思います。
Bさんの回答
納得してますし、ペットも納得してくれたと思います。
男性
納得のいく火葬をしてあげられたかなと思います。
集団のお墓にも入れてので寂しい思いなく過ごせているかなと思っています。
火葬を終えて、個別の方が良かったかなとかお墓作ってあげた方が良かったかなとか考えたらキリがありませんが、私が決めたことに対してペットは納得してくれたと思います。
Cさんの回答
少し後悔しています。
女性
合同火葬の場合、合同埋葬になることを当日知りました。遺骨が返ってこなくて後悔しています。
亡くなってからは、写真に手を合わせ、好きだったおもちゃをお供えするぐらいしか出来ていません。
前もって、火葬について色々と調べることが出来ていればと思うのですが、急の出来事だと難しいと思いました。
Dさんの回答
後悔は一切ないけど、個別で火葬する選択肢もあったかも
男性
料金表を提示されたときに本当は個別火葬プランにしたかったのですが、当時他にも飼っていた猫が何匹かいたために費用面で厳しく諦めました。
霊園に対しては火葬後の報告を始め、その後の供養についても本当に丁寧に対応していただき不満や後悔などは一切ありません。
ただ、今のところ予定などはありませんが、万が一今住んでいる所から遠く引っ越すようなことがあった場合のことを考えると、多少無理をしてでもそれぞれ個別火葬にし自宅で安置するという選択肢もあったのではないかと思うこともあります。
合同火葬の場合、火葬後は合同墓地に埋葬されます。
合同墓地への埋葬は、「他のペットと一緒に眠ると安心」とお考えの方は満足されていますが、中には「遺骨はやっぱり持ち帰りたかった」と後悔をされている方もいらっしゃいました。
また、引っ越し予定がある場合も、お墓参りに行くのが困難になる可能性があるので、吟味して依頼をした方が良いかと思います。
一任個別火葬を選んだ理由
- 個別で火葬したいけど、火葬に立ち会うのは精神的にしんどかったため。
- 火葬について分からないことばかりで、葬儀社の方にオススメをされたプランだったから選んだ。
- 個別で火葬したいけど、仕事で時間の都合が合わなかったため一任を選んだ。
- 立ち会いをしたかったけど、立ち会いプランはその寺院では用意されていなかったため。
一任個別火葬は、「個別で火葬したいけど、火葬に立ち会うのは辛い方」、「仕事で立ち会う時間を確保できない方」などに選ばれているようです。
お伝えしたように、一任個別火葬は火葬に立ち会わなくても、火葬後のお骨拾いはできる葬儀社があるようなので、お骨拾いを希望する場合は事前に確認しておきましょうね。
以下から、印象に残った回答をそのままの文言でご紹介いたしますね。
質問① 一任個別火葬を選んだ理由を教えてください。
Aさんの回答
個別で火葬したくて、でも立ち会うのはしんどかった。
女性
大切な家族だったので、個別で火葬して欲しかったから。
でも、自分の大切な家族が火葬されているのを立ち会うのはしんどかったので、お任せして、時間が経ったらまたお骨拾いのために葬儀場に戻りました。とても丁寧な対応でした。
Bさんの回答
葬儀社の方にオススメされて選びました。
男性
ペットの火葬は初めてで、わからない事だらけでした。
そのため、葬儀社の方にお話を伺い、オススメをされた一任個別火葬プランで火葬をすることにしました。
火葬の立ち会いはしませんでしたが、最期にペットとのお別れの時間をとってもらえたこと、とてもよかったと思っています。
Cさんの回答
合同火葬は不安だった。
女性
ほかの動物と一緒でも、と考えていたが、多少のプラス料金で個別にしてもらえたので。
合同だとお骨がすべてきちんと、こちらに返ってくるのか少し不安があった。
立ち合いはプランにもともと組み込まれておらず、選択の余地がなかった。 もし、そのようなプランがあったら、選んでいたかもしれない。
Dさんの回答
お墓に遺骨を入れたかったから。
男性
我が家の犬のお骨をお墓に入れたかった。
いっしょに前飼ってた犬の兄弟として育てたので、最後もいっしょにお墓に入れてあげたかった。
だから、遺骨が返ってくる個別火葬を選んだ。
立ち会いは仕事の都合でできなかったが、焼いてるときの最後に間に合い、煙をみて、諦めることができた。
質問② 一任個別火葬を選び、納得のいくお見送りができましたか?
Aさんの回答
納得しています。
女性
納得のいくお見送りができました。
以前、自治体かどっかに飼ってた愛犬が亡くなり、引き取ってもらったときは扱い方が本当に雑で、亡くなってるとはいえ、かわいそうでかわいそうでならなかった。
だから、後の2匹が亡くなったらきちんとしたところでしてもらおうと思い、近所の方々から勧めてもらっていいお葬式をしてもらいました。
Bさんの回答
後悔をしています。
男性
亡くなった事が本当に辛すぎて火葬も立ち会えず、お骨を拾ってあげる事もしなかったので今となっては後悔しています。
せめてお骨だけはきちんと拾ってあげたかった。
今更ですがもう少しきちんとしてあげられてたらと思ってしまいます。
Cさんの回答
気持ちの整理がつき、後悔もしていません。
女性
寺院付属の施設だったため、遺体も非常に大切に扱ってくれているのが伝わってきた。
最後のお別れの時間も焦らせることなく十分にとってくれたので、家族は気持ちの整理を付けることができたと思う。
後悔をしたことは特にありません。
Dさんの回答
火葬自体は納得がいきました。
男性
火葬プラン自体には大変納得いくプランでした。
供養に後悔するとすれば、(飼い犬が)亡くなってすぐに使っていたお皿や毛布を処分してしまった事です。
そして、意外と写真が少なくて火葬の時の写真がかなり若い時の写真になってしまった事です。
一任個別火葬でも、火葬以外で心残りがある方はいらっしゃいましたが、火葬自体はほとんどの方が納得のいくお別れができているようです。
ただ、ペットが亡くなると、辛すぎて火葬に立ち会えない方がいらっしゃり、「立ち合ってあげたかった、お骨も拾ってあげたかった」と後で後悔をされている方は、数人ですが、いらっしゃいました。
ペットが亡くなると、辛くて、悲しい気持ちになりますよね。
なかなか冷静にはなれないかと思いますが、後悔のないお見送りをするためには、火葬方法はゆっくりと、吟味して選ぶことが大切です。
立ち会い個別火葬を選んだ理由
- ペットに最後の贅沢、できる限りのことをしてあげたかったため。
- 最後までペットと一緒にいたいという気持ちが強かったため。
- 預けて火葬してもらうのが不安だったため。
- 命について、子供たちに考える機会になると思ったため。
立ち会い個別火葬は「家族の一員であるペットを、人間同様にちゃんと火葬してあげたかった」という理由で選ばれている方が多くいらっしゃいました。
また、「ペットを預けて火葬してもらうのが不安」という方も、立ち会い個別火葬を選んでいる傾向があります。
そして、お子さんがいるご家庭の場合、ペットを見送ってお骨を拾うことで、お子さんに「命について」考える機会になると思い、選ばれることがあるようです。
様々な理由で立ち会い個別火葬を選ばれていますが、立ち会い個別火葬を選んで後悔をされた方は0人で、みなさん納得のいくお別れができているようです。
立ち会い個別火葬は料金は最も高い火葬方法になりますが、「料金は多少高くなってもいいから、ちゃんと火葬してあげたい・お骨も拾いたい」という方にとっては、立ち会い個別火葬が最も後悔のないお見送りができるかと思います。
印象に残った回答もありますので、以下でそのままの文言でご紹介いたしますね。
質問① 立会い個別火葬を選んだ理由を教えてください。
Aさんの回答
預けて火葬してもらうのは不安だった。
女性
初めて飼った犬で他に方法を知らなかったし、ただ預けて火葬してもらうことに不安を感じたので「立ち会い」という形にしました。
合同だと、他の亡くなった犬たちや、ご家族を見て悲しさも倍になりそうだったので、「自分たちだけの空間が合っているかな」と思い選びました。
Bさんの回答
家族の一員だし、きちんと火葬してあげたかったからです。
男性
家族の一員でしたから個別火葬をするという考えしかありませんでした。
合同やおまかせするプランがある火葬業者によっては、違うペットの骨を飼い主に返してしまったり、火葬せずに山に捨てるなど悪徳ともとれるニュースをみたことがあり、少なからず不安もありました。
なので、しっかりと前もって調べきちんと個別火葬していただけるところに決めました。
Cさんの回答
「子供たちに色々と考える機会を与えられる」と思ったからです。
女性
可愛がっていたペットに丁寧にお経をあげてくださり、最後の最後までペットを見送ってあげられるということは、心の整理ができます。
また、ペットを飼い最後まで命を見送ることで、わが家の子どもたちにも色々と考える機会を与えることが出来ると思ったからです。
Dさんの回答
1匹目のときにお骨をちゃんと拾ってもらえなかったから。
男性
家族なのでしっかりとお別れをしたかったからです。
2匹目で骨を拾わせてもらったのは、1匹目の時に骨がかなり残ってしまいやるせない気持ちになったので、しっかり自分たちで拾わせてもらいました。
質問② 立会い個別火葬を選び、納得のいくお見送りができましたか?
Aさんの回答
火葬自体には満足しています。
女性
火葬自体には満足していますが、その日バイトを変わってもらう事ができず、大型犬で火葬に8時間かかったこともあり、時間が押してキレイに骨を拾ってあげる時間がなかったのが、少し後悔でもあります。
Bさんの回答
後悔は特にありません。
男性
ゆっくりとお別れの時間がとれましたし、棺桶に思い出の品々を入れてあげることもできたので、納得のいく火葬ができました。
またお骨を少しわけてキーホルダーにもしてもらえたので、離れて暮らす家族にも渡すことができたのもよかったです。
後悔は特にありません。
Cさんの回答
納得のいく火葬でした。
女性
納得のいく火葬だったと思う。
遺体を運んでくれたスタッフさんや、火葬してくださったスタッフさんも丁寧に対応してくれて、きちんと家族として扱ってくれたことがありがたかった。
あえて言うならお経を読んであげたかった。
Dさんの回答
最後のお別れができ、お骨も拾えたことは、とても良かったです。
男性
亡くなったときは悲しすぎて何も考えられませんでした。
今思えば火葬の際に好きなおもちゃを入れてあげたらよかったとか思うところもあります。
でも、合同ではなく個別に火葬することで最後のお別れを家族でできたこと、骨を拾えたこと、父のお墓に入れられたことはとてもよかったと思っています。
「お骨をもっとゆっくり拾いたかった」、「好きなおもちゃを入れてあげたかった」、「お経を読んであげたかった」など、少し心残りがある方はいらっしゃいました。
ですが、スタッフの対応が不満という回答はなく、 火葬自体に関しては、みなさん後悔なくお見送りができたようです。
アンケート結果から言えること
立会い個別火葬では後悔されている方が少ない
今回、60人の方にアンケートを取り、分かったことは、「立ち会い個別火葬では後悔をされている方が少ない」ということです。
最初から最後までペットちゃんの側でいられて、お骨も拾うことができるため、皆さん納得のいくお別れができているようです。
そのため、あなたが時間や金銭面に余裕がある場合は、立ち会い個別火葬がオススメかと思います。
あなたに合う火葬方法を選ぶことが大切
ただ、「金銭面・時間に余裕がない方」、「お骨を見るのがどうしても辛い方」、「合同で火葬したい方」などにとっては、一任個別火葬、合同火葬が適しています。
それぞれの火葬方法にはしっかりとメリット・デメリットがあるので、あなたに合う火葬方法でお見送りをしてあげてください。
お伝えしたように、大切なのは「ペットちゃんを弔う気持ち」です。
今回アンケートにご協力してくださった方の感想・意見をご参考にしていただき、あなたにとって納得のいく方法を選ぶようにしましょう。
忙しい場合は移動火葬がオススメ
ちなみに、アンケートの中には、仕事が忙しくて時間の都合が合わず、仕方なく「一任個別火葬」を選んだ人がいらっしゃいました。
ですが、現在では「移動火葬車」という火葬方法が普及しています。
移動火葬車であれば、24時間火葬に対応し、自宅前・公園などの思い出の場所で火葬を行うことができます。
火葬の立ち会い・お骨拾いもゆっくりとできるため、忙しい方にとっては、「移動火葬車」がオススメかと思います。
アンケート結果は以上になります。
経験者の方の声は、参考になりましたでしょうか?
あなたが後悔のないお見送りができることを、僕は願います。
ちなみに、ペットの火葬場所についても、「みんながどこでペットを火葬したのか?」以下の記事でアンケートを取っています。
火葬場所は次の項目でも少しご紹介しますが、以下の記事で詳しくお伝えしているのでご参考にしてください🔽
-
【ペットの火葬はどこでできる?】3つの火葬場所の特徴をご紹介
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ペットの火葬には移動火葬・自治体火葬もある
ペットの火葬は、民間が運営するペット葬儀社やペット霊園で行うのが一般的です。
でも、ペットの火葬は、移動火葬車や自治体でも行うことができるんです。
移動火葬車とは?
移動火葬とは、火葬炉が積まれた自動車の中で行う火葬のこと。
前述しましたが、移動火葬車であれば飼い主さんであるあなたの自宅前や、指定の場所で火葬を行うことができます。
火葬場よりも簡素にはなるのですが、お別れをする時間もちゃんとあり、お花を敷いたり、食べていたご飯を少し側に置いて、扉が閉まるまでずっと見守る事ができます。
もし自宅前にスペースがなければ、家の庭や近所の迷惑にならない公園などでも行ってくれます。
移動火葬車は小さいお子さんがいたり、ご年配で火葬場まで行けない方などに、とっても便利な火葬方法と言えますよ。
自治体火葬とは?
自治体にお願いしても、ペットの火葬をしてくれることをご存知でしょうか?
清掃局や環境衛星局など、自治体によって名称は様々なんですが、自治体にはペットの火葬を行う部署があるんです。
料金がかなりリーズナブル(安いと1,000円ほど)なので、「火葬費用を限りなく抑えたい」という人には適しているかと思います。
ただ、基本的に合同火葬になるのが一般的で、ペットを廃棄物扱いとして火葬されることが多いので注意が必要。
なので、あなたが、「丁寧にペットちゃんの火葬を行いたい」とお考えなら、僕は正直、自治体の火葬はおすすめできません。
一度きりのペット葬儀だから、「やっぱりしっかりと火葬・葬儀をして後悔のないお見送りをして欲しい」と僕は思います。
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ペットの火葬はすぐにしないといけないの?
ペットの火葬はすぐにしないといけない決まりはありません。
ただ、遺体は放っておくと腐敗していくため、保冷剤やドライアイスを使って冷却しましょう。
冷却をすると、夏場であれば1〜2日、冬場は2〜3日ほど保つことができると言われています。
そして、夏場は暑いため、肌寒い冷房の効いた部屋で、ペットちゃんを安置することをオススメします。
以下から、ペットが亡くなったときに行う「遺体の安置の手順」をお伝えしていきますね。
「もうすでに安置の仕方を知っている」という場合は、この項目は飛ばしていただいて、次の項目「火葬後の遺骨の供養にはどんな方法があるの?」をご覧ください。
遺体の安置の手順
手順①シートの上に遺体を置き、前・後脚を折りたたむ
まずは、ビニールシートやペットシート、新聞紙などの上に遺体を置きましょう。
遺体を置いたら、ペットの前・後脚を胸のほうに優しく折りたたみます。
その後、お湯で濡らしたガーゼやタオルを使って、ペットちゃんの顔や頭部、体を丁寧に拭いてあげましょう。
最後に、ブラシを使って毛並みを整えてあげてください。
手順②箱や棺に納め、冷却をする
次は、ペットちゃんを納めて冷却をしていきます。
まずはペットちゃんが入るサイズの箱や棺を用意しましょう。
箱はダンボールでも大丈夫ですが、ダンボールは一緒に火葬ができないことが多いので、安置のときのみ使用しましょうね。
箱や棺にビニールシートやペットシート、新聞紙を敷き、その上に保冷剤やドライアイスを並べていきます。
保冷材やドライアイスは溶けると水っぽくなるため、ガーゼで包んだり、ビニール袋に入れましょう。
そして、ペットちゃんをバスタオルやブランケットで包み、箱・棺に納めていきます。
お腹部分は腐敗の進行が早いと言われているので、お腹部分も保冷剤やドライアイスを当てましょう。
これで冷却が完了です。
ちなみに、犬や猫は亡くなって2〜3時間ほど経つと「死後硬直」といい、手足→腹部→頭部の順番で硬直が始まります。
硬直をすると箱や棺に納まらなくなることもあるので、なるべく早めに手足を優しく曲げて、箱・棺の中に納めるようにしましょうね。
手順③花を飾り、線香を供える
安置後は、生花や水、好きな食べ物をお供えしましょう。
線香を焚いたり、ろうそくを立て、飼い主さんとご家族で、一晩見守ってあげてくださいね。
事前に葬儀社を決めていない場合は、この安置期間に、火葬の依頼をしましょう。
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火葬後の遺骨の供養にはどんな方法があるの?
火葬後の遺骨の供養には、以下の5つの方法があります。順にお伝えしていきますね。
- 自宅に置く
- 庭に埋葬する
- 個別墓地・共同墓地に埋葬
- 納骨堂に安置
- 海や山に散骨
「遺骨の供養方法をすでに知っている」という場合は、この項目を飛ばしていただいて、次の項目「ペットの火葬・葬儀 Q&A」までお飛びください。
供養方法1 自宅に置く
まず1つ目は、遺骨が入った骨壷を自宅に置き、安置しておく方法です。
安置は、骨壷と一緒に写真やお花を飾ったり、ペット専用の仏壇・仏具セットを用意するのが一般的ですよ。
仏壇や仏具セットは、ペット仏具専門店や葬儀社で販売されていたり、最近ではインターネット(アマゾンや楽天)でも可愛らしいものが販売されています。
ただ、お骨を自宅に長い間安置しておくと、お骨を前に、飼い主さんであるあなたやご家族の悲しみが癒えないままでいるかもしれません。
ペットちゃんが安心するように、四十九日や一周忌などのタイミングで、寺院やペット霊園に納骨・埋葬するのも良いかと思います。
今は、「分骨」といって、お骨の一部を小さな容器に納めて手元で供養をすることもできるので、埋葬をして、遺骨の一部だけを手元に残しておくのも良い方法ですよ。
自宅安置はこんな人におすすめ
- 常にそばに置いておきたい人
- 毎日お参りをしたい人
- 費用をかけたくない人
- しばらくお骨を手放したくない人
供養方法2 庭に埋葬する
火葬後の遺骨を自宅に持ち帰り、庭に埋葬をする方法もあります。
骨壺から取り出し、天然繊維でできた布で遺骨を包み、掘った穴に埋葬をします。
費用がかからないメリットがあり、また、遺体をそのまま埋める「土葬」違い、腐敗臭が出る危険性もありません。
ただ、引っ越しの予定がある場合は、遺骨を掘り起こさないといけない可能性もあるので注意をしましょうね。
庭への埋葬はこんな人におすすめ
- ペットの存在を常に近くで感じていたい人
- 毎日お参りをしたい人
- 費用をかけたくない人
- ペットを自然に還してあげたい人
供養方法3 個別墓地・共同墓地に入れる
人間のように供養をしてあげたい場合は、墓地への埋葬がおすすめです。
墓地はペット霊園や寺院に設けられていることが多く、個別墓地の場合、人間の墓地と同じように「永大使用料」がかかります。
個別墓地は、区画の利用の契約をした後に墓石を設置し、1区に何体でも埋葬が可能です。
共同墓地への埋葬費は、火葬料金の中に含まれていることが多く、使用料などはかからないことが多いですよ。
合同供養塔の底部に散骨して埋葬することが一般的です。
墓地への埋葬はこんな人におすすめ
- 人間と同じように供養したい人
- お盆・お彼岸・慰霊祭をきちんとしたい人
- 自宅で安置ができない人
- 多頭飼いで、いつか他のペットも合同墓地へ埋葬したい人
供養方法4 納骨堂に安置する
納骨堂は、墓地と違い、骨壷が見える状態で手軽にお参りができるので人気があります。
タイプは数種類ありますが、大きな棚の1スペースを契約して、そこに骨壷を安置しておく方法が一般的。
使用料を支払ったり、大きなスペースを契約すると複数の遺骨を安置しておくことも可能です。
個別墓地は屋外なため「外にあるお墓の中は寒いよね」と感じて、屋内である納骨堂に安置する方もいらっしゃいますよ。
納骨堂では写真やお花も自由に飾ることができます。
納骨堂に安置はこんな人におすすめ
- 遺骨が目に見える状態で供養したい人
- 仕事帰りに手軽にお参りをしたい人
- 雨の日など、天気を気にせずお参りをしたい人
- 冷暖房がある屋内に遺骨を安置しておきたい人
供養方法5 海・山・川に散骨する
最後は、"自然の中に返してあげたい"とお考えになる方におすすめの「散骨」という供養方法です。
ペットの散骨は、人間ほどお骨に関する法律上の制約が強くありません。
なので、比較的自由に、海や山、川、空中などに散骨をすることができます。
ただ、近隣の迷惑になるような場所は避けるようにしましょうね。
個人で行うこともできますが、業者の方にお願いする方法もあります。
業者によっては散骨代行をしてくれるサービスもあるようです。
散骨はこんな人におすすめ
- 自然の中に返したい人
- 思い出の場所で供養をしたい人
- 気持ちに区切りをつけたい人
ペットの火葬・葬儀 Q&A
ここからは、Q&Aで、ペットの火葬・葬儀に関して、初めてペットの火葬を行うあなたが気になるであろう点をまとめてみました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
知りたい項目からご覧いただけます
お葬式はした方が良いの?
ペットを見送る場合、「火葬だけでいいのでは」という考え方があります。
「葬儀費用が高いから」という経済的な理由や、「動物を人間と同じように扱わなくても良い」とお考えになる方がいらっしゃるからです。
また、僧侶による葬儀を行わず「家族だけでお別れをした方が良い」とお考えになる方もいます。
ちなみに、僕が調べたところ、人の葬儀でも最近はお通夜や葬儀、告別式を行わずに直接火葬することも増えているようなんです。
僕は、それがご家族にとって納得のいく葬儀になるのであれば、それで良いと思っています。
大切なのは、「あなたやご家族が納得のいくお見送りができることと、ペットちゃんのことを想う気持ち」だからです。
ただ、ペットが亡くなるとショックでペットロスになる方も沢山いらっしゃるので、簡素でもいいから葬儀はした方が良いかと思います。
葬儀という儀式を通すことで、ペットの死と向き合うことができるからです。
ある本には、葬儀は「飼い主さんであるあなたの悲しみや後悔を、亡きペットちゃんへの感謝の気持ちに変えていく大切な行事」だと書かれていました。
僕もそう思います。葬儀はペットロスにならないために、そして、ペットちゃんに感謝を伝える時間として大切だと思っています。
火葬料金はどのくらい?
火葬料金の相場は、火葬プランや火葬するペットちゃんの大きさによって変動します。
一般的に、猫・チワワの料金相場は、25,000円〜30,000円と言われています。
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「ペットの火葬費用は業者によってどのくらい違うの?相場はどのくらい?」 「火葬以外にも費用ってかかるの?」 と、ペットの火葬が初めてのあなたにとっては、ペットの火葬・葬儀にかかる費用が分からないのでは ...
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火葬時間はどのくらい?
火葬時間は小動物で30分、小型犬で50分、大型犬で1時間半程度が目安です。
葬儀や拾骨などを含めると、全体の時間は2〜2.5時間程度です。
もし、あなたが立会い個別火葬を希望する場合は、時間に余裕を持って火葬場に行くようにしましょうね。
お骨拾い(拾骨)はどうやって行うの?
お骨拾いに関しては、実際に様子をご覧いただいた方が「イメージがつきやすいんじゃないかな」と思ったので動画をご用意いたしました。
お骨の様子が映されているので、「お骨や火葬の様子を心境的に今は見れない」という場合は、見ない方が良いかもしれません。
下記で文章でもお骨拾いに関して説明をしているので、そちらをご覧いただければと思います。申し訳ございません。
こちらは、移動火葬車で行われたペットちゃん(小太郎ちゃん)の火葬の様子で、ご家族が撮影した動画です。
お骨拾い(拾骨)の様子は、5分50秒あたりからご覧ください。
お骨拾いは葬儀社によってやり方が違うことがあるんですが、一般的に、動画のように箸でつまんだお骨を家族順に回して骨壷に納めていく「箸渡し」といった作法を用います。
動画では1人ずつ遺骨を骨壷に納められていますが、1つの骨片を二人同時に箸で拾って納めることも多いですよ。
基本的に、遺骨は生前立っている形で骨壺にお入れします。
立っている形とは、順番に前足→後ろ足→尻尾→大腿骨→背骨→あばら骨→頸椎→顎骨→頭蓋骨、最後に喉仏の順に納めていきます。
ただ、調べていると、お骨拾いの知識が薄いために、最初に頭蓋骨を入れるよう指示をしている葬儀社もあったので注意です。
そのような葬儀社には依頼したくないと思いますので、事前に依頼する葬儀社の口コミ・評判をチェックしておきましょうね。
火葬のときに棺は必要なの?
棺は絶対に必要はものではありません。
ただ、棺があることで自宅で安置の際に使うこともできますし、遺体を納めてお花などで綺麗に飾ってあげることができます。
前述しましたが、棺は、葬儀社が専用の棺を用意してくれることがあるので、事前に葬儀社の方に確認をすることをおすすめします。
ペットと一緒に火葬できるものは?
一緒に火葬ができるもの
- ペットの写真
- ペットのおやつ
- 愛用の綿のタオルや洋服
- 木や綿のおもちゃ
- 少量のお花・色みの薄いお花
一緒に火葬ができないもの
- 金属製・陶器製のおもちゃ
- 化学繊維のおもちゃ・洋服
- 大量のお花・濃い色めのお花
- ボールのおもちゃ(破裂する恐れがある)
- ドライアイス(燃焼温度を下げる原因となる)
- 木やダンボール製の棺(灰がお骨に混じる恐れがある)
ペットの火葬は800〜1200度という高温なので、ほとんどの物は火葬ができるのですが、大量のお花や濃い色目のお花は、お骨に色素が移ってしまう恐れがあるので、納棺を禁止している葬儀社もあります。
また、化学繊維で作られているペットのおもちゃも燃焼の妨げになってしまう恐れがあるので、事前に「何を一緒に火葬できるのか?」を、依頼する葬儀社に確認しておくようにしましょう。
「一緒に火葬できると思って持ってきたのに、火葬ができないと言われた」なんてことも起こりうるので、事前確認は必須です。
一緒に火葬するお花は、仏花にこだわらずにペットのイメージに合うものや、茎から花を切り離したものでも大丈夫ですよ。
調べたところ、ペットの葬儀では以下のようなお花が素敵な花言葉があるので、おすすめのようです。
ペットの葬儀におすすめのお花
- カーネーション
- ひまわり
- チューリップ
- スイトーピー
- ガーベラ
あと、手紙も入れておいて、今までの感謝の気持ちを思う存分、伝えてあげるのも良いですよね。
「今までありがとう」と書いてあげるだけでもペットちゃんは喜んでくれます、絶対に。
また、感謝の気持ちを文字に書くと気持ちに区切りをつけられることがあるようなので、あなたもお考えになってみてくださいね。
ペットの火葬・葬儀では何を準備すればいい?
ペット火葬・葬儀の持ち物
- ペットの写真
- お花
- ペットの愛用品(おやつやおもちゃなど)
- 洋服、リード、首輪など
- 数珠
- ハンカチ
ペットの火葬の際、絶対に必要な物はありませんが、基本的な持ち物には、上記のような物が挙げられます。
お別れのときに写真やお花は飾ることができますし、先ほどお伝えした、「ペットと一緒に火葬をする物」も持参すると良いでしょう。
また、人間の葬儀と同様で、数珠を持参する人も多いようです。
そして、「葬儀で号泣をしてしまって人からハンカチを借りた」という方もいらっしゃったので、念のため、ハンカチは持参しておきましょう。
僧侶へのお布施は必要?
お布施(おふせ)とは?
お布施は、僧侶に読経をしていただいたり、戒名を授与して頂いたりした際に、謝礼として金銭を渡すこと
僧侶へのお布施は、通常、お渡しするのが理想ではあります。
ただ、葬儀社の方からの実際の意見を参考にすると、お布施は葬儀料に含まれていることが多いようです。
そのため、飼い主さんであるあなたの気持ち次第であり、葬儀社の方からお布施のことをお伝えすることはないようです。
お布施の相場は1万5,000円〜50,000円と幅があるようですが、葬儀社の方は「もし頂くとしても、葬儀料金に含まれていることもあり、3,000円〜5,000円で十分な金額である」と考えられているようですね。
火葬にいくときの服装は?
ペットの火葬・葬儀に行くときは、喪服を着る必要はなく、黒を基調とした服で行くのが一般的です。
ペット葬儀に適した服装の一例
・男性:白のワイシャツ・黒のジャケット&ズボン・黒靴・ネクタイはなくても可。
・女性:黒のトップス&ボトムやワンピース・黒のパンプス・バッグは黒・アクセサリーを身につける場合はパールがおすすめ。
ペットの葬儀に決まった服装はないのですが、服もアクセサリーも、なるべく派手なものはつけないことがマナーとなっています。
家の宗派と依頼する葬儀社の宗派が違ってもいいの?
あなたの家の宗派と、お願いしたい近くの寺院の宗派が違う場合はどうすればいいのか、悩まれることもあるかもしれません。
各宗派に規定がなく、ペット自身も宗派に属しているわけでないので、あなたの家の宗派と異なる寺院に火葬・葬儀をお願いしても問題ありません。
ただ、お経や法要の内容はそれぞれの寺院の宗派に順じて行われるため、気になる場合は事前に宗派を確認するようにしましょう。
ちなみに、日本では信仰に関わらず仏式のため、ペットの葬儀も仏式に似た形が多めです。
葬儀社によっては、偶像崇拝を禁じる宗教者は仏像を外してもらえたり、キリスト教者は十字架を飾ってもらえることもありますよ。
最後に
今回は、ペットの火葬の方法・やり方、火葬に関する全般をご紹介しました。
初めてペットの火葬を行うあなたにとっては、不安だらけだし、気持ち的に冷静でないかもしれません。
でも、あなたが、こうやって色々と調べて火葬・葬儀の方法を知り、納得のいく火葬方法を選ぶことができたら、気持ちよくペットともお別れができるし、ペットちゃんも安心して旅立つことができると思います。
僕がお伝えしたことが、あなたの少しでもお役に立てれば幸いです。
あなたが後悔のないお見送りをできることを、願わせてください。
【ペットの葬儀社選びに迷われているあなたへ】
ペット葬儀社は調べると、近くだけでも本当にたくさんあるので葬儀社選びには悩まれていると思います。
ただ、数多くある葬儀社の中でおすすめの葬儀社もあります。
「ペット葬儀110番」という会社で、全国・全地域対応で、あなたがどこにお住まいでも、移動火葬車で自宅まで訪問しに来てくれる葬儀社です。
火葬料金は8,500円〜とリーズナブルで、ご利用シェアNo.1も獲得されて実績もある葬儀社です。
ペット葬儀のプロの方が、あなたのペットちゃんのお見送りを丁寧・親切に行なってくれて、納得のいく火葬・葬儀をして下さります。
葬儀社選びの1つとしてご参考にしてみてくださいね。
お安く火葬していただけたからです。
女性