ペットが亡くなったら

【ペットの火葬はどこでできる?】3つの火葬場所の特徴をご紹介

2019年11月17日

ペット火葬 どこで

「ペットの火葬は民間が良いの?公営(自治体)が良いの?それぞれの特徴を知りたい!」

「後悔のないお見送りをするには、どこで火葬するのが一番良いの?」

と、ペットの火葬が初めてのあなたにとって、火葬はどこでできるのか?」「どこでするのが一番良いのか?分からないですよね。

僕もチワワを飼っていますが、いつか亡くなった場合のことを考え、火葬場所について徹底的に調査をしました。

調べて分かったのは、ペットの火葬場所には以下の3箇所があるということです。

ペットの火葬場所

  • 民間のペット葬儀社・霊園
  • 公営(自治体)の火葬場
  • 移動火葬車

この3つの火葬場所は、それぞれに特徴があります。

火葬場所でお悩みであれば、しっかりと違いを理解して、あなたが望む場所で火葬を行うようにしましょうね。

ちなみに、僕は3歳になるチワワ♂を飼っており、ペットの火葬・葬儀について関心を持ち、日々ネットや書籍などで勉強をしています。

業者の視点ではなく、動物を愛する一個人の視点になりますが、ペットの火葬でお悩みのあなたのお手伝いをさせてください。

あなたが後悔のないお見送りができるよう、少しでもお役に立てれば幸いです。

目次

ペットが亡くなると、土葬よりも火葬が良いの?

ペットの供養には、火葬以外にも遺体をそのまま土に埋める「土葬」があります。

火葬場所の前に、まず「土葬」について少しお伝えさせてください。

あなたが、「火葬するか・土葬するか」で、まだ少しお悩みであればご参考になるかと思います。

「すでに火葬をする」と決められている場合は、この項目は飛ばしていただいて、次の項目の「ペットの火葬ができる3つの場所」をご覧ください。

「土葬よりも火葬が良いの?」と疑問に思われているかもしれませんが、結論を言うと「火葬」をすることをオススメします。

なぜなら、土葬にはいくつかのリスクがあるからです。

土葬を行うリスク

  • 私有地にしか土葬はできない
  • 腐敗臭が出る恐れがある
  • カラスや野良猫などが掘り起こす恐れがある
  • すぐに土に還るわけではない

ペットを土に埋めて弔うには、上記のようなリスクが伴います。

ひとつずつ解説をしていきますね。

私有地にしか土葬はできない

まず、土葬は私有地でしか行うことができません。

ペットは、たとえ亡くなっても、あなたからすると大切な家族ですよね。

でも、現在の法律上、動物の死体は犬や猫であっても「一般廃棄物」となってしまうんです。

そのため、公共の場所で「土葬」を行うと、「ゴミを不法投棄した」とみなされ、犯罪となってしまいます。

だから、もし賃貸に住んでいて庭などの埋められるスペースがない場合、土葬を行うこと自体が難しいということになります。

ちなみに、昔は庭に埋める方もいらっしゃいましたが、ペットの家族化が進んでいることもあり、今は「土葬」よりも「火葬」が一般的になっていますよ。

腐敗臭が出る恐れがある

掘る深さにもよりますが、動物の死体は、土に埋めても腐敗臭が出る恐れがあります。

もし腐敗臭が出ると、ご近所トラブルの原因になりますし、飼い主さんにとっても、気持ちの良い供養にはならないですよね。

調べたところ、腐敗臭が出るのを防ぐためには、最低でも1メートルほどの深さまで掘る必要があるようです。

カラスや野良猫などが掘り起こす恐れがある

先ほどの続きになりますが、腐敗臭が出ると、その動物独特のニオイを嗅ぎつけ、野良猫やカラスが近寄ってくる恐れがあります。

そのため、野生動物により遺体を掘り起こされてしまう可能性が十分にあるのです。

また、遺体に湧いていた虫が地表に露出することもあるようです。

すぐに土に還るわけではない

土葬をしたからといって、遺体がすぐに土に還るわけではありません。

なかなか土に還らず、ミイラのようになってしまうこともあったり、還るまでに数十年の時間がかかることもあります。

もし、その間に土地を売却することになると、他の人の手に渡ってしまいます。

土地を売却・譲渡すると、新しい人が何らかのきっかけで土葬した場所を掘り起こしてしまうかもしれません。

土葬を行うには、「今後土地を売却・譲渡することはないか?」を考えた上で行う必要があります。

このように、土葬にはさまざまなリスクを伴うので注意をしましょうね。

火葬してから遺骨を土に埋める「埋葬」がおすすめ

もし、「ペットを自然に還してあげたい」ことが理由で土葬をお考えであれば、僕がオススメするのは、「火葬」をした後に遺骨を土に埋める「埋葬」です。

埋葬であれば、お骨を埋めるため腐敗臭が出る恐れがなくなり、遺体が掘り起こされるリスクも抑えることができます。

僕は、ペットの火葬を経験した人の口コミを調べたりしていますが、実際に「火葬した後に遺骨を土に埋葬した」という方は、多くいらっしゃいましたよ。

「埋葬」は、墓地や納骨堂に遺骨を納めるより費用を抑えられ、身近でペットの存在を感じられるメリットもあり、これらの理由から自宅の庭に埋める方がいらっしゃるようです。

ただ、「埋葬は」は「土葬」と違い、火葬を行ってから土に埋めるため、火葬費用がかかってしまいます。

その点を理解して「どうやって供養をするか?」をご家族で話し合って決めていきましょうね。

次の章からは、火葬をお考えの方に向けて「ペットの火葬ができる3つの場所」についてお伝えしていきますね。

 

ペットの火葬ができる3つの場所

冒頭でお伝えしたように、ペットの火葬は大きく分けて3つの場所で行うことができます

それぞれに特徴があるため、表でまとめました。ご参考にしてください。

民営の葬儀社・霊園 自治体 移動火葬車
個別火葬     ○        ○ 
合同火葬     ○      ○    ✖️
火葬料金 10,000円〜 1,000円〜10,000円 10,000円〜
個別埋葬・納骨   ○
合同埋葬     ○    ○
営業時間(目安) 8、9時〜19時 8、9時〜17時 24時間対応

※「移動火葬車」とは、ペット専用の火葬炉が積まれた自動車のことです。自宅前や思い出の場所で火葬を行うことができます。

※自治体では個別火葬ができる場所は少ないです。そのため、個別埋葬・納骨もできず、火葬後は提携している寺院に合同埋葬されるのが一般的です。

※火葬料金はあくまでも目安です。極小動物の場合は、民間葬儀社や移動火葬車でも、10,000円以内で火葬できることがありますよ。

※営業時間は目安であり、業者によって営業時間は変わります。民間葬儀社は、遅い場合は22時まで営業していることもあります。

上記の表のように、ペットの火葬場所によって、火葬方法や火葬料金、営業時間などが違います。

特に移動火葬車は、葬儀場で火葬を行わず、自宅前などで火葬ができる特殊な火葬方法です。

表だけでは分かりづらいと思いますので、それぞれの火葬場所について、次から詳しくお伝えしていきますね。

クリックすると、知りたい項目からご覧いただけます

【ペットの火葬場所1】民間のペット葬儀社または霊園

落ち着いた場所でペットをお見送りしたい方へ

ペットの火葬する場所で、最も一般的な火葬場所は、民間が運営するペット葬儀社やペット霊園です。

民間葬儀社・ペット霊園は全国に多数あるので、多くの中から自分に合う場所を選ぶことができます。

ペット葬儀社・霊園で火葬する流れ

  1. ペット火葬業者へ電話し、火葬予約をする
  2. 予約日に火葬場へ
  3. 葬儀・火葬
  4. 遺骨を持ち帰る or 墓地や納骨堂に埋葬・納骨

ペット葬儀社・霊園で火葬するメリット

メリット

  • 「ペットを個別で火葬する」 or 「他のペットと一緒に火葬するか」選ぶことができる
  • 火葬の立会い・火葬後のお骨拾いができる
  • 火葬前に個室で読経をしてくれることもある
  • 業者によっては豪華なプランが用意されている
  • 遺骨を自宅に持ち帰れる
  • すぐに墓地や納骨堂に遺骨を埋葬・納骨することができる
  • 落ちつく雰囲気の中、葬儀を行い、お見送りしてあげられる

「お骨拾い」とは?

火葬後の遺骨を箸を使って骨壷に納めていくこと。骨上げ(こつあげ)、拾骨・収骨(しゅうこつ)ともいう。

民間のペット葬儀社・霊園は、プランの豊富さが特徴です。

「個別火葬」と「合同火葬」があり、個別火葬の場合は、立会いやお骨拾いができるプランも用意されています。

また、業者によっては「お別れセレモニー」を用意していたりと、業者次第では豪華なお見送りをしてあげることも可能です。

火葬後は、遺骨を骨壷に入れて持ち帰ることができたり、そのままお墓へ埋葬・納骨することも可能です。

ペット葬儀社・霊園は場所によって多少雰囲気は変わりますが、基本的にどこも落ち着けるような雰囲気となっていますよ。

そんな中、業者の方が丁寧にお見送りをサポートしてくれるので、後悔のないお見送りができる可能性が高いです。

ペット葬儀社・霊園で火葬するデメリット

デメリット

  • 自治体よりも火葬料金が高い
  • 悪徳業者の心配をしなくてはいけない

民間葬儀社・ペット霊園で火葬するデメリットは、自治体で火葬するよりも火葬料金が高いことが挙げられます。

業者によって火葬料金は違うのですが、仮に3kgの小型犬を個別火葬(立会い・お骨上げ有り)する場合、20,000円〜40,000円ほどかかることが予想されます。

また、お寺が運営しているなど運営母体がハッキリしている場合は心配はいりませんが、ペット火葬業者の中には悪徳業者も存在しています。

悪徳業者に依頼してしまうとトラブルの原因となってしまいます。

悪徳業者はごく一部ではありますが、後悔のないお見送りにするためにも、民間のペット葬儀社・霊園を選ぶ際は、十分注意する必要があります。

ペット葬儀社・霊園はこんな方におすすめ

  • 落ち着いた場所でペットのお見送りをしたい方
  • 費用がかかっても良いからしっかりとお見送りをしたい方
  • 火葬してそのまますぐ埋葬・納骨をしたい方

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ペット葬儀社・霊園で火葬するときの様子

こちらは、北海道苫小牧市の「ベルコット霊園」さんが投稿されているお別れセレモニーの様子です。

葬儀社によってお別れセレモニーの内容は変わりますが、ある程度火葬するときのイメージが掴めるかと思います。

火葬炉に出棺する瞬間は、自分のペットでないにしても涙が出てきますね。

食べ物をお供えして、お花などでキレイに飾られて、素敵なお見送りです。

ユーチューブには、他にもペットの火葬の様子を投稿されている方がいらっしゃるので、見るだけで辛くなる方にはオススメできないのですが、自分のペットの葬儀の参考になるかと思います。

 

【ペットの火葬場所2】自治体が運営する火葬場(公営火葬場)

公営火葬場

ペットの火葬は民間業者に依頼される方が多いですが、自治体に依頼して火葬もできます。ご存知だったでしょうか?

ここからは自治体が運営する火葬場(公営火葬場)で火葬するときの流れ・メリット・デメリットをお伝えしていきますね。

自治体で火葬する流れ

  1. 市役所のホームページに掲載されている番号に電話し、火葬予約
  2. 予約日に公営火葬場へ
  3. 火葬
  4. 提携先の寺院へ共同埋葬

自治体で火葬するメリット

メリット

  • 火葬料金がかなり安い
  • 火葬のみを行うため、時間がかからない
  • 運営母体がはっきりしているため、悪徳業者の心配がいらない

自治体の一番のメリットは、火葬料金が安いことが挙げられます。

高くても10,000円、安ければ1,000円〜30,00円ほどで火葬ができます。

また、運営母体がはっきりしているため悪徳業者の心配をする必要がないことも公営火葬のメリットですね。

自治体で火葬するデメリット

デメリット

  • 火葬場の数が少ないため、選択肢が限られる
  • 他のペットと一緒に火葬する「合同火葬」しかできないことが多い
  • 遺骨を持ち帰れないことが多い
  • 火葬の立会い・お骨拾いができないことが多い
  • 法律上、一般廃棄物として火葬されてしまう
  • 市外の方は利用できないことがある

自治体では、「合同火葬」しかできないことが多いです。

個別で火葬してくれる火葬場もありますが、数が少なく、個別火葬の場合は火葬料金も高くなってしまいます。

火葬の立会いやお骨拾いもできず、遺体を引き渡したら、後は自治体の方が全て行うことになります。

また、自治体では、ペットを「一般廃棄物扱い」として火葬することも多いので、そのことに抵抗がある方には不向きかもしれません。

自治体はこんな方におすすめ

  • 費用を限りなく抑えて火葬したい方
  • 葬儀を行わず、火葬のみを行いたい方
  • 悪徳業者の心配をしたくない方
  • ペットが一般廃棄物として火葬されることに抵抗がない方

 

【ペットの火葬場所3】移動火葬車

移動火葬車

ペットの火葬は、自動車に火葬炉を積んだ車「移動火葬車」で行うこともできます。

移動火葬車は、飼い主さんの自宅まで来てくれるため、「訪問火葬車」とも呼ばれていますよ。

火葬車のタイプ

  • 小動物から中型犬まで火葬できる「軽自動車タイプ」
  • 大型犬の火葬にも対応できる「バンタイプ」

火葬車には大きく分けて上記の2つのタイプがあり、ペットの大きさによって火葬炉や車の大きさが異なります。

中には軽自動車タイプしか持っていない業者もあるので、事前に確認をしておきましょう。

ここからは、移動火葬車で火葬を行うときの流れ、メリット・デメリットをお伝えしていきますね。

移動火葬車で火葬する流れ

  1. 移動火葬に対応しているペット火葬業者へ電話し、火葬予約をする
  2. 予約日に指定の場所に火葬車が訪問
  3. 個別火葬
  4. 遺骨を持ち帰る or ※遺骨を埋葬・納骨する

※移動火葬で火葬する場合、遺骨は持ち帰るプラン(返骨)になっていることが多いです。業者によっては提携先のペット霊園の墓地・納骨堂に遺骨を納めることが可能ですよ。

移動火葬車で火葬をするメリット

メリット

  • 自宅前・思い出の場所など希望の場所で火葬ができる
  • 深夜や早朝でも火葬ができる
  • 火葬の立会い・お骨拾いができ、遺骨も持ち帰ることができる

移動火葬は、自宅前だけでなく、ペットちゃんとよく遊んだ公園など、思い出の場所でも火葬を行うことができます。

また、民営火葬場や公営火葬場は、夕方(遅くても22時頃)までしか火葬に対応していないですが、移動火葬は深夜や早朝の火葬にも対応しています。

そのため、「体が不自由で火葬場まで行けない方」や「忙しくて夜遅い時間に火葬してほしい方」などに移動火葬はおすすめと言えます。

移動火葬車で火葬をするデメリット

デメリット

  • 合同火葬ができない
  • 超大型犬の場合、火葬ができないことがある
  • 天候次第では日を改めなければいけない
  • 悪徳業者の心配をしなければいけない

移動火葬車は、火葬炉のサイズに限りがあるため、個別火葬しかできません。

そのため、「他のペットと一緒に火葬をしたい」という方にとってはおすすめできないかもしれません。

また、体長90センチ以上の子や肥満体型の子の場合も、火葬炉に入らず火葬ができないことがあるので注意しましょう。

そして、移動火葬車は天候が悪いと火葬する時間帯を変更したり、日を改めることもあります。

車の中で火葬するため、基本的に雨が降っていても火葬自体に支障は出ないので、問題ありません。

ですが、「記録的豪雨」と呼ばれるほどの悪天候の場合は、ゆっくりお見送りができないため日時を変更することがあるんです。

天候が悪い場合は、スタッフの判断によって「その日時に火葬をする・しない」が決まることになるでしょう。

また、移動火葬は民間の火葬業者が行っているサービスなので悪徳業者の心配があります。

民営火葬場と同じく、依頼する前は十分注意して、信頼できるペット火葬業者を見つけるようにしましょうね。

移動火葬はこんな方におすすめ

  • 体が不自由で火葬場まで行くことが難しい方
  • 小さなお子さんがいて火葬場まで行くことが難しい方
  • 自宅前・思い出の場所で火葬をしたい方
  • 深夜・早朝に火葬をしたい方

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移動火葬車で火葬するときの様子

火葬後のペットのお骨などが映されるため、見るのが辛い方はご遠慮した方が良いかと思います、申し訳ございません。

こちらは、ユーチューブに投稿されていた、犬(小太郎ちゃん)を移動火葬車で火葬するときの様子です。

自宅前に火葬車が訪問し、家族や友人など全員で立ち会われていますね。

火葬前は、小太郎ちゃんの周りをお花で綺麗に囲み、大好きだったおやつも近くに添えられています。

火葬は、業者の方が丁寧に火葬を行い、火葬後は遺骨が綺麗に残っています。

火葬後は全員でお骨拾いを行い、遺骨が入った骨壷を自宅に持ち帰られていますね。

 

移動火葬車で火葬するときの心配事 Q&A

ここからは、移動火葬車で火葬をするときに、心配になるであろう点をQ&Aでまとめました。ぜひ、ご参考にしていただければと思います。

もし、移動火葬をお考えでない場合は、この項目は飛ばしていただいて、次の項目の【「ペットをどこで火葬しようか?」お悩みのあなたへ】をご覧ください。

騒音が心配だけど、大丈夫なの?

移動火葬車を利用する場合、ご近所迷惑にならないためにも、音は気になるかと思います。

移動火葬車で最も大きな音は、発電機を使用する音です。

あとは、送風の音もありますが、発電機の音をなくすと、聞こえる音は極端に小さくすることができます。

もしあなたの自宅内で火葬を行う場合、自宅の電源をお貸しすることで、発電機を使用せず火葬が行えるので、音は気にならなくなりますよ。

葬儀社の方は延長コードをお持ちなので、飼い主さんが電気コードの準備をする必要はありません。

ちなみに、火葬中は火葬車のエンジンも停止するので、アイドリング音の心配もありません。

 

煙やニオイは大丈夫なの?

移動火葬車で行う火葬は、「二次燃焼方式」で行われることが多いです。

二次燃焼方式とは、2つの火葬炉で行う火葬方式のこと。

一次火葬炉では、動物の大きさに適した温度に調整をすることができ、丁寧に火葬ができるため、お骨が灰にならず、キレイな形で残すことができます。

次に、二次火葬炉では、煙やニオイを高温燃焼するため、無煙・無臭でダイオキシンも発生しないようになっています。

そのため、煙やニオイの心配する必要はありません。

ただ、注意してほしいことは、移動火葬車の一部の業者に限り、煙やニオイが問題になっています。

これは、低い性能の火葬炉を使っていることが考えられます。

良心的な葬儀社であれば、高性能の二次燃焼方式の火葬炉を火葬車に搭載しているのでトラブルを未然に防いでいます。

なので、悪質な業者には十分注意して、実績・評判などを入念に調べてから、信頼できる葬儀社に依頼することが大切になります。

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ご近所の目が気になるかも

音や煙、ニオイ以外にも、火葬車が自宅に来るため、ご近所の目が気になるかもしれません。

移動火葬車には、車体に社名やロゴなどは表示していないため、住宅地でも目立たないようになっていますよ。

お骨拾いも、ご近所の目が気になる場合は、遺骨をトレイにまとめて家の中に移動してから拾うことができます。

火葬時間は、目安として体重3〜4kgの犬・猫で約1時間ほどです。

トータルの所要時間は、全部で1時間半〜2時間ほどが目安になります。

どうしても人目が気になる場合は、人目が少ない場所に移動して火葬を行うこともできるので、業者の方と相談をしましょう。

 

駐車場がない場合はどうすればいい?

ご自宅に駐車場がなかったり、自宅前の路地が狭い場合、自宅以外の希望の場所で火葬を行うことが可能です。

たとえば、大きな道路の脇、空き地、工場地帯、公園など、長時間停車しても問題のないような場所です。

ただ、火葬ができる条件としては、車を停める場所の地面が平らであることや、上空に高音の熱風が出るため、屋根や木、電線など、上に障害物がない場所です。

葬儀社によって火葬ができる条件が違うこともあるため、事前に確認をしておきましょうね。

基本的に、火葬当日に葬儀社の方が伺った際、その場所の状況に応じて判断していきますよ。

 

夜間の火葬は深夜料金がかかる?

移動火葬車は24時間火葬に対応していることが多いです。

葬儀社によって変わることがあるのですが、深夜料金はかかることがあります。

実際に色々な葬儀社を調べたところ、深夜料金は3,000円〜5,000円ほどかかることが多いようです。

 

出張料金は払わないといけない?

基本的に、同じ地域内であれば無料で行ってくれることが多いですよ。

遠方の地域まで出張して火葬をしてもらう場合、距離に応じて1,000円〜5,000円ほどかかることが予想されます。

僕は、移動火葬車を利用した人の口コミを調べたりしていますが、その中に「出張料金を払うなんて知らなかった」と、不満を抱いていた方がいらっしゃいました。

口コミのようにトラブルの原因になることもあるので、事前に出張料金や深夜料金は「どのくらいかかるのか?」を葬儀社の方に確認をしておきましょうね。

 

移動火車車はトラブルが多いって聞くけど大丈夫?

結論からお伝えすると、評判や実績のある「信頼できるペット葬儀社」に依頼をすると、トラブルの心配はほとんどありません。

ですが、移動火葬は火葬車があれば簡単に開設できてしまうため、ごく一部ではありますが、悪質な業者が存在しています。

移動火葬車のトラブル事例

  • ペットを山へ遺棄し、別のペットの遺骨を返す
  • 火葬が始まった途端、高額な金額の請求

特に怖いトラブルが上記の2つです。

これらのトラブルは、ごく一部ではありますが注意が必要です。

「別のペットの遺骨を返される」トラブルを防ぐには、火葬に立会い、お骨拾いも自分たちで行うプランを選ぶことです。

火葬中ペットちゃんをそばで見守っておけば、遺体がすり替えられることはないのでオススメです。

その他のトラブルを防ぐためには、依頼する前にしっかりと下調べをして、信頼できる葬儀社を選ぶことが大切になります。

トラブルの詳細や対策はこちらの記事をご参考にしてください🔽

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「ペットをどこで火葬しよう?」とお悩みのあなたへ

3つの火葬場所の特徴についてお伝えしてきましたが、それでも「ペットをどこで火葬するか?」なかなか決められない方もいらっしゃるかと思います。

もし、まだ火葬場所でお悩みであれば、少し伝えたいことがあるのでお話していきますね。

すでに火葬場所を決められた方は、この項目は飛ばしていただいて、次の項目の「【60人に聞いた】みんなはどこでペットを火葬したの?」または「【火葬場所別】ペットの遺体のお迎えサービスについて」をご覧ください。

火葬のトラブルが不安であれば、自治体がオススメ

ペットの火葬ではトラブルが報告されているので、不安な場合は自治体で火葬することをオススメします。

民間の葬儀社はペットの火葬を丁寧に行ってくれますが、葬儀社によっては供養グッズを無理に勧めてきたり、営業感が出てしまうことがあります。

口コミなどをしっかりと調べて依頼するのであれば問題はないのですが、民間のペット葬儀社はたくさんありますし、選ぶ際は悩んでしまうと思います。

一方、自治体であれば迷うことはなく、自分の住む地域の自治体に問い合わせをすれば、すぐに火葬を行うことができます。

それに、運営母体がはっきりしているので、悪徳業者の心配をする必要がありません。

特にペットが亡くなると、ツラくて悲しくて、自分では気づいていないかもしれませんが、平常心では無くなっていることが多いんです。

僕は実際にペット火葬を民間に依頼した人の口コミを調べていますが、「何も考えられないうちに近くの葬儀社に依頼をしてしまった、スタッフの対応が悪く、あとで調べると評判が悪い葬儀社だった」と、後悔をされている方がいらっしゃいました。

ただでさえペットが亡くなって落ち込んでいる時にトラブルが起きてしまうと、ますます気持ちは落ちていき、辛いお気持ちになられることでしょう。

ペットロスが深刻になる可能性もあります。

本来、ペットちゃんに感謝を伝えられる葬儀なはずなのに、自分を責めてしまったり、葬儀社を恨んでしまうかもしれません。

トラブルは多くはありませんが、民間の葬儀社は数が多い分、しっかりと調べてから依頼しないと対応の悪い葬儀社に依頼してしまう可能性があるのです。

だから、僕は、運営母体がはっきりしていて安心できる「自治体の火葬も悪くはない」と思います。

ただ、お伝えしたように、自治体では「合同火葬」しかできないことが多いので、依頼をお考えの場合は一度電話で確認をしてみてくださいね。

下記に電話をする際の確認ポイントをお伝えしておきますね。

確認ポイント

  • 動物専用炉で火葬ができるのか?
  • お迎えはできるのか?
  • 希望すれば個別火葬は可能なのか?
  • 希望すれば返骨は可能なのか?
  • お骨はどんなふうに処理をするのか?

あなたが後悔のないお見送りができるよう、僕も自分のできる限りの情報を提供させてください。

少しでも参考になれば幸いです。

葬儀をして、丁寧にお見送りをしたいなら民間の葬儀社がオススメ

自治体は運営母体がはっきりして安心はできますが、葬儀を行うことができません。

もし僧侶の読経などで葬儀を行って、丁寧にお見送りをしたい場合は、民間の葬儀社をオススメします。

民間の葬儀社はトラブルの危険性はありますが、先ほどお伝えしたように、下調べをしておくことで回避することができます。

良心的なぺット葬儀社であれば、飼い主さんに寄り添った対応をしてくれますし、実際に満足された方はたくさんいらっしゃいますよ。

信頼できる葬儀社の選び方は、こちらの記事にお書きしているので、ご覧いただければと思います🔽

民間のペット葬儀社・霊園にお問い合わせをするときの確認事項もお伝えしますね。

確認ポイント

  • どんなオプションがあるのか
  • 僧侶による読経はあるのか
  • 火葬炉は大型犬に対応しているか
  • お迎え料金はかかるのか

移動火葬車に依頼するときの確認ポイントはこちらです🔽

確認ポイント

  • 大型ペットの火葬は可能か
  • 自宅の駐車場がない場合はどうするか
  • 出張料金はかかるのか
  • お骨の安置先はあるのか

 

【60人に聞いた】みんなはペットをどこで火葬したの?

ペット火葬 どこで アンケート

僕は、ネットのサービスを使って、実際にペットの火葬を経験した人にアンケートを取りました。

結果は上記のグラフのように、民間のペット葬儀社を利用した人が42人、自治体が10人、移動火葬車が8人という結果となりました。

ただ、僕が言いたいことは、利用した人は民間のペット葬儀社が最も多いですが、大事なのは、あなたにとって「どこが合うか」ということです。

アンケートでは、「その場所を選んだ理由」や、「その場所を選んで後悔はしていないか?」についてもお尋ねしたので、そのことについてもご紹介していきますね。

 

民間のペット葬儀社・霊園を選んだ理由

  • 自宅から近かったため。
  • 以前利用したときに親切に対応をしてくれたため。
  • 料金が比較的安価だったため。
  • 知人からの紹介。
  • 近所の方や知人がそこのペット霊園で火葬をしていたため。
  • かかりつけの動物病院からの紹介。
  • 自治体は合同火葬しかできなかったため。
  • 自治体では廃棄物扱いになるため抵抗があったため。
  • 家族のお葬式と同じように火葬をしてあげたかったため。
  • 実績がある大手のペット葬儀社だったため安心ができたため。

民間のペット葬儀社・霊園は、「自宅から近かった」、「知人からの紹介」などで選ばれた人が多くいらっしゃいました。

また、「大切な家族だから、ちゃんと葬式をあげて火葬したい」「自治体で廃棄物扱いとなるのに抵抗があった」などの理由でも選ばれているようです。

民間のペット葬儀社を選んで、後悔をされた人もほとんどおらず、「葬儀社の方の対応が良かった」という回答が多く見られました。

印象に残った回答もあったので、ご紹介をしますね。

 

Aさんへのアンケート

民間のペット葬儀社で火葬をした理由について教えてください。

女性の人物フリーアイコン素材

きちんとお別れがしたかったからです。

女性

出来れば簡易的でもきちんとお別れがしたいと思い、持ち込みで火葬・お骨拾い等出来る場所を地元で探した結果、地元でも個人で火葬等が出来る霊園があると知りそう致しました。

看取りが出来なかった家族もおり、家族全員出来ればきちんとお別れをしたいと言う意見だった為です。

民間のペット葬儀社で火葬をして、納得のいくお見送りができましたか?

女性の人物フリーアイコン素材

不満はありませんでした。

女性

初めは遺体を自治体に預けそのままお任せする方法しか知らず、残念に思い調べてみると個人でもお別れが可能と知り、その様に手続きしました。

看取る事が出来なかった家族もいたので、自身で家族全員納得の行くお別れが出来たと思っています。

Bさんへのアンケート

民間のペット葬儀社で火葬をした理由について教えてください。

男性アイコン

1番は値段が安いことが理由でした

男性

自治体に預けるかどうか迷いましたが、自治体より自分たちで供養してあげたいという気持ちが強く、民間のペット葬儀社にお願いしました。

結果、自分たちにも心の整理をすることができ、民間のペット葬儀社に頼んで良かったです。

民間のペット葬儀社で火葬をして、納得のいくお見送りができましたか?

男性アイコン

納得する火葬ができました。

男性

納得する火葬ができました。民間葬儀の方は優しい方だったので、私達も穏やかな気持ちで送り出すことができました。

また、施設もシンプルなつくりだったので、様々な動物たちも安心して休めそうな感じでした。

 

自治体を選んだ理由

  • 料金が良心的な価格なため。
  • 近くに民間のペット葬儀社がなかったため。
  • 他に火葬ができる場所を知らなかったため。
  • 家から近い場所にあったため。
  • 自治体でも個別で火葬ができたため。

自治体は「料金が民間の葬儀社よりも安い」という理由で選んだ方が多く見られました。

また、料金だけではなく、「近くにペット葬儀社がなかった」、「自分の自治体では個別で火葬ができたから」などの理由もあって、自治体を選ばれているようです。

印象に残った回答もあったので、ご紹介をしますね。

 

Aさんへのアンケート

自治体で火葬をした理由について教えてください。

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1番は値段が安いことが理由でした。

女性

一番の理由は火葬の値段が安かったからです。

当時2000円程で済み、火葬後もペット用の合同墓に遺骨を埋葬してもらえましたし、他には家から近い場所だったということも理由の一つ、当時ペット専門の移動火葬車とか近所にはありませんでした。

私自身が車を持っていないので犬の遺体運搬を近所の方にお願いしなければならなかったので気を使いますし遠方はとても無理だと感じました。

自治体で火葬をして、納得のいくお見送りができましたか?

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不満はありませんでした。

女性

自治体の火葬は特に不満はありませんでした。

ただ、本当は少しでも長くお別れの時間を持ちたかったのですが、夏場だったので腐敗のことを考えてしまい、急いで依頼をしてしまいました。

今は家に来てくれる移動火葬車があるので、羨ましい気持ちがあります。

Bさんへのアンケート

自治体で火葬をした理由について教えてください。

男性アイコン

近くに民間のペット霊園がありませんでした。

男性

初めはペット霊園でお墓を作って供養を考えました。

しかし、ペット霊園が近くになかったのと、そこまでペットが望んでいるのかという点で悩みました。

最終的には自治体がやっている火葬場を選択することにしました。

自治体で火葬をして、納得のいくお見送りができましたか?

男性アイコン

納得のいく火葬をしてあげられたと思います。

男性

納得のいく火葬をしてあげられたかなと思います。

集団のお墓にも入れてので寂しい思いなく過ごせているかなと思っています。

火葬を終えて、個別の方が良かったかなとかお墓作ってあげた方が良かったかなとか考えたらキリがありませんが、私が決めたことに対してペットは納得してくれたと思います。

 

移動火葬車を選んだ理由

  • 移動火葬の経験がある知り合いの方からの紹介。
  • 動物病院からの紹介。
  • 家から近い場所にあり、口コミや評判も良かったため。
  • 遠くまで足を運ぶ必要がなく、家の前でゆっくりとお別れができるため。
  • ペットが急死をし、早急な火葬が必要で、夜間に火葬を行いたかったため。
  • いつも散歩で行っていた思い入れのある場所で火葬がしたかったため。
  • ペット霊園での詐欺事件のニュースがあったため、目の前で個別に弔ってくれる移動火葬車を選んだ。

移動火葬車は、上記のような理由で選ばれていることが分かりました。

特に、「火葬場まで行かずに自宅前や思い出の場所で火葬ができること」「夜間の火葬など、時間帯に融通が利くこと」は、移動火葬ならではの理由です。

また、個別火葬で立ち会いができるプランを選ぶと、目の前で出棺や火葬を行なってくれるので、「火葬せずに遺体をすり替える」というような悪質な手口にも騙されずに見送ることができるので、安心できるようです。

これらの理由から移動火葬車を選ばれたようで、今回のアンケートで移動火葬車を選んだ8人の中には、依頼をして後悔をされた方はおらず、皆さん納得のいくお別れができたようです。

印象に残った回答もあったので、ご紹介をしますね。

 

Aさんへのアンケート

移動火葬車で火葬をした理由について教えてください。

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時間などに柔軟に対応してくれるからです。

女性

御骨を返納してしばらく自宅に一緒にいるつもりだったので、小動物のため個別火葬して頂けるところにしました。

子供が小さく、幼稚園からの帰宅時間も早かったため、柔軟に対応出来る、自宅近くまで来てくれる所を選びました。

移動火葬車で火葬をして、納得のいくお見送りができましたか?

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心からお別れをすることができました。

女性

移動車での火葬は初めてでしたが、とても丁寧に行っていただき最後のお別れを家族みんなで行うことができました。

お別れは悲しいことですが、こんなに丁寧にしていただけるので心からお別れが出来たので、今後も利用させていただきたいと思いました。

Bさんへのアンケート

移動火葬車で火葬をした理由について教えてください。

男性アイコン

目の前で火葬してくれるので安心だと思いました。

男性

自治体はまず選択肢になく、民間のペット霊園と移動火葬車のどちらかで検討。

昨今ペット霊園での詐欺事件のニュースがたまに報道されることもあり、

目の前で個別に弔って頂ける形が一番ではないかと家族で話し合った結果、移動火葬車に依頼した。

移動火葬車で火葬をして、納得のいくお見送りができましたか?

男性アイコン

後悔はありません。

男性

家族皆で見送り、自分の手でお骨拾いも出来たので、今回の選択に後悔はありません。

業者の方も急な依頼であったにも関わらず、とても丁寧に火葬してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

自宅での安置もそばにいるような気がして、この世にいないという淋しさはありますが、淋しがりなペットにとって良い選択であったと信じています。

 

アンケート結果から言えること

今回、アンケートを終えて思ったことは、皆さんが「それぞれ自分に合う場所を選んでいる」ということです。

民間のペット葬儀社を選んだ人は多くいらっしゃいますが、それは「きちんとお別れがしたいから」、「自治体に抵抗があったから」などの理由が多いです。

ですが、自治体でも個別で火葬してくれる場所もあったり、合同火葬でも丁寧に火葬してくれる場所もあるようで、後悔のないお見送りができている方は沢山いらっしゃいます。

自治体だと価格面を安く抑えられるので、費用面に心配がある方は自治体がオススメかもしれません。

そして、移動火葬車は時間帯に融通が利き、葬儀場まで行く必要がない特徴があります。

個別で火葬ができ、ゆっくりとお別れもすることができます。

それぞれの火葬場所にしっかりと強み・弱みがあるので、「どこが良い」、「どこが悪い」ではなく、あなたに合う場所を選ぶようにしましょう。

ただ、今回のアンケートで「自宅近くにあったから選んだ」という回答がありましたが、自宅近くにあっただけでは選ばないようにしてください。

悪徳業者や対応の悪い葬儀社に依頼しないためには、事前に口コミ・評判の確認が必須だからです。

自宅近くにあるのも選ぶ理由になりますが、それに加えて、知人・ご近所さんからの経験談や、ネットの口コミなども参考にした上で、決めていくことをオススメします。

 

火葬場所で後悔された人はいないけど、火葬方法で後悔をされた人はいた

今回のアンケートでは、火葬をした場所で後悔はされた方はいませんでした。

どの火葬場所でも、「スタッフの方は丁寧に対応し、火葬をしてくれた」という回答が多く見られました。

ただ、火葬場所ではなく、火葬の方法で後悔をされている方は、数人ですがいらっしゃることが分かりました。

Aさん
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合同埋葬をしたことに後悔があります。

女性

当日に、合同火葬の場合は、合同埋葬になることを知りました。

火葬後は、本当は供養の方法を色々と決めたかったです。

後悔しています。亡くなってからは、写真に手を合わせ、好きだったおもちゃをお供えするぐらいしか出来ていません。

前もって、色々と調べることが出来ていればと思うのですが、急の出来事だと難しいと思いました。

Bさん
男性アイコン

1匹目の火葬の際にお骨を拾えなくて、少し後悔しています。

男性

2匹目は骨もちゃんと拾ったので満足のいく供養になりましたが、1匹目の際は骨を拾えなくて、たくさんの骨を残してしまうことになったので、少し後悔しています。

ただ、供養の際には丁寧にしていただいたので、総合してはよかったと思っています。

Cさん
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お骨は拾ってあげたかった。

女性

亡くなった事が本当に辛すぎて火葬も立ち会えず、お骨を拾ってあげる事もしなかったので今となっては後悔しています。

せめてお骨だけはきちんと拾ってあげたかった。

今更ですがもう少しきちんとしてあげられてたらと思ってしまいます。

 

上記のように、後悔をされた人は、「お骨を拾ってあげたかった」、「個別で遺骨を供養してあげたかった」など、火葬場所ではなく、選んだ火葬プランで後悔をされています。

ペットちゃんが亡くなったときは、悲しみがあって、ツラくて、お骨を見るとさらに苦しくなるかもしれません。

ただ、「やっぱりちゃんとお骨を拾ってあげたかった」と、あとから心残りをしてしまう可能性があるので、火葬方法については気持ちを落ち着かせて、冷静に決めていきましょうね。

ちなみに、移動火葬車については、「当時あまり認知していなかった」との理由で選ばなかった方が何人かいらっしゃいました。

今では移動火葬車は普及しており、実績がある葬儀社も多くあるので、「自宅近くで火葬がしたい」、「夜間に火葬がしたい」という場合は、移動火葬車もオススメですよ。

アンケート結果は以上になります。

今回のアンケート結果が、ペットの火葬でお悩みのあなたの、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

以下の記事で、「みんなはペットをどの火葬方法で火葬したのか?」についてのアンケート結果もご紹介しているので、ご参考になるかと思います🔽

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【火葬場所別】ペットの遺体のお迎えサービスについて

3つの火葬場所について紹介しましたが、 遺体のお迎えサービスを行っている業者も多くあります。

業者が自宅までお迎えをしてくれると、自分で持ち込むよりもプロの方にお任せできる安心感があります。

それぞれの火葬場別のお迎えについて、お伝えしていきますね。

民間のペット葬儀社・霊園

民間のペット葬儀社・霊園は、ほとんどが遺体のお迎えサービスがあります

料金は同じ地域内であれば無料のことが多く、地域外や、距離に応じて料金が発生します。

地域外の料金は2,000円〜3,000円が目安になります。

また、高速道路の利用代金が別途必要になることもあるので、事前に確認をしておきましょう。

霊園の墓地に埋葬するなら遠方であっても無料でお迎えをしてくれる霊園もありますよ。

遺体のお迎えの際は、飼い主さんは同乗ができないことが多いですが、飼い主さんやご家族を送迎するサービスを行なっている業者もあります

自治体

自治体も、料金をお支払いすると担当の職員が自宅まで来てくれることがあります。

ただ、自治体の場合は遺体のお迎えではなく、「回収・収集・引き取り」という扱いになります。

料金は自治体によって変わるため、あなたのお住まいの自治体に確認をしましょう。

自分の住む地域ではなく、「市外・県外でも受け入れ可能な自治体」に火葬を依頼する場合は、そちらの自治体に確認をしましょうね。

移動火葬車

移動火葬車の場合は、自宅に火葬車が訪問してくれるため、持ち込みをする必要はありません。

同じ地域内であれば出張料金は無料のことが多く、地域外であれば距離によって料金が発生することがあります

前述しましたが、地域外の出張料金の目安は1,000円〜5,000円ほどになります。

高速道路を利用する場合は高速道路利用代金がかかることもあるので、こちらも事前に確認をしておきましょうね。

 

ペットを火葬場に持ち込むときの方法

ペットを飼い主さんが火葬場まで持ち込む場合の方法もお伝えします。

遺体を持ち運ぶ方法は特に決まりはないため、飼い主さんが持ち運びしやすい方法で大丈夫ですよ

一般的なペットの持ち込み方法

  • ペット用の棺に入れて持ち込む
  • ダンボールなど箱に入れて持ち込む
  • ゲージに入れて持ち込む
  • タオルで包んで抱っこして持ち込む

持ち込む場合は、上記のような方法が一般的です。

大型犬で体重が重く、一人で運ぶのが難しい場合は、大きなバスタオルで遺体を包み、2人がかりで両端を持って運ぶ方法がおすすめです。

遺体を持ち込むときの注意点

持ち込む際の注意点

  • 夏場は保冷剤などで冷やしながら持ち込む
  • 保冷材を使う場合は遺体に直接当てないようにする
  • 体液が出ることがあるため、ゆっくりと運ぶ

夏場は気温が高いため、遺体が腐敗しやすいです。

火葬場までの距離によっても変わりますが、なるべく保冷剤などで遺体を冷やしながら持ち込むようにしましょう

保冷材を使う場合は、遺体に直接当てると濡れてしまうので、保冷剤をタオルで包んでから当てるようにしてください。

また、外気に触れるのも遺体の腐敗が早く進む原因となるので、タオルなどで遺体を覆うことも大切です。

そして、遺体を動かすと体液が出てくることがあるので、ゆっくりと丁寧に運ぶようにしましょう。

体液が出ても汚れないよう、口やお尻の下にタオルを敷いておくと良いですよ。

 

ペットの火葬中、待つ場所はどこ?

民間のペット葬儀社・霊園の場合

民営火葬場の場合、待合室が用意されているため、基本的には待合室で待つことになります。

待合室は、飲み物やお菓子などが用意されていたりと、ゆっくりと落ち着ける雰囲気になっていることが多いですよ。

口コミを調べたところ、スタッフの方が、施設のことなど色々とお話をしてくれることもあるようです。

また、必ず待合室で待機する必要もなく、お外に出たり、過ごしやすい場所で待機しても大丈夫です。

火葬後のお骨拾いは、施設内の個室に移動して行うことが多いですよ。

自治体の場合

お伝えしたように、自治体で火葬する場合は、立会いやお骨拾いはできないことが多いです。

職員の方に遺体をお渡しすると、飼い主さんは帰宅し、後は職員さんが埋葬まで全て行います。

もし個別火葬を行う場合は、待機場所が用意されているので、そこでお待ちいただくことになるでしょう。

移動火葬車の場合

移動火葬車の場合、火葬中は火葬車の側で待機したり、自宅で待機することになります。

火葬後のお骨拾いは火葬炉の前で行うことが多いです。

ただ、先ほどお伝えしましたが、人目が気になる場合や雨などで天候が悪い場合は、遺骨をトレーに移して自宅で行うことがあります。

ネットや書籍で調べたのですが、自宅でお骨拾いをする場合は玄関で行うことが多いようですね。

 

最後に

  • ペットの火葬は「民間のペット葬儀社・霊園」・「自治体」・「移動火葬車」で行うことができる
  • 民間のペット葬儀社・霊園は、人間と同じような流れでペットを火葬・葬儀をしてお見送りをしてあげられる
  • 公営火葬場は、合同火葬しかできないことが多いが、費用が最も安い
  • 移動火葬車は、個別火葬しかできないが、自宅前・思い出の場所で火葬ができる
  • アンケート調査で民間で火葬している人が多いことが分かったが、大切なのは「あなたに合う場所を選ぶこと」

ペットを火葬する場合、「どこで火葬したらいいのか?」悩んでしまうかと思います。

僕も、おそらく悩んでしまいますが、同じように悩まれているあなたに、今回ご紹介したことが、少しでもお役に立てれば幸いです。

後悔のないお見送りをするためにも、冷静になって、あなたやご家族が納得できる場所を選ぶようにしましょうね

あなたが後悔のないお見送りができることを、僕は願います。

選び方のポイント

落ち着いた雰囲気の中、ペットちゃんの火葬・葬儀を行いたい方・・・民間のペット葬儀社・霊園

費用を限りなく抑え、火葬だけを行いたい方・・・自治体

自宅前・思い出の場所で火葬を行いたい方・・・移動火葬車

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ただ、数多くある葬儀社の中でおすすめの葬儀社もあります。

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ペット葬儀のプロの方が、あなたのペットちゃんのお見送りを丁寧・親切に行なってくれて、納得のいく火葬・葬儀をして下さります。

葬儀社選びの1つとしてご参考にしてみてくださいね。

 

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